木曜日, 12月 22, 2005

メッセージ

バイトで、どうしても成績が良くなって来ない生徒に向き合っている。
成績も上がらず、内にこもってしまい何を話しても喋ってくれない。
このままだと、目指すところにも受からないし、と言うよりは本当にそこを目指しているかもわからない。
こんな状況がいいのか、悪いのかも分からないし、自分でどうしたらいいか考えているのかすらわからない。
そんな子に、授業の3分の1ぐらいにわたっていろいろと喋った。
会話は当然一方通行。聞いているのかわからずただうつむいているだけだった。
あなたはどうしたいのか?わたしにこうして欲しいというものはないのか?私が勝手に進路をこうしなさいと決めるのか?なんだかんだ質問をしてしまった。しかし返答はなかった。
今思うとこっちばっかりが一方方向で喋りすぎたのかも知れない。
普通の会話もしようとした。でも、それもなにもかえしてくれなかった。
ただ、こういう話をしていて思ったのは自分自身へのメッセージにもなっている気がしてしまった。
今の自分に対するメッセージを向けているのではないかと。
とにかく、彼には変わって欲しい。内にこもるのではなく前を向いて欲しい。
そして、そのお手伝いを少しでいいからしてあげたい。

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