日曜日, 10月 15, 2006

核問題

自民党の政調会長がとんでもない発言をしました。
北朝鮮が核を持ち、非核三原則を考え直さなければならないという感じの発言を。
そんな、発言はしてもらいたくなかった。日本国民として、しかもそれが代表するような方からそんな言葉が漏れてしまう。これは、日本がその道に走るきっかけになりえてしまいます。
僕は、このブログで何回か言っていますが、核を放棄するからこそ、戦力を放棄するからこそそういった発言ができると主張しています。
アメリカが、いくら北朝鮮に核武装はダメだと発言したってなにも威力がありません。
だって、アメリカは一番の核兵器をもっているから。そんな国にもつないわれても、お前の国はどうなんだといわれてしまいます。論理に合わないですよね。
核兵器を持つことどこが素晴らしいのでしょうか?それになんの魅力があるのでしょうか?
核兵器を使用したあとのことを考えているのでしょうか?実際に何がおこったのでしょうか?
僕はそれを確かめるため、広島に今年向かいました。それを知りたかったから。
世界中の人に、それを目の前にしてもらいたいと思います。声が出ないですから。
それももう61年と風化しすぎてしまっています。今の世の中知らない人のほうが多い。
それが、怖い。また同じ歴史を繰り返してしまう。そうしてはいけません。
残念なのは、日本が訴えに訴えていることが通じていない、いや聞こうとされていないことです。
国連総会で毎年のように日本は核の廃絶を訴えますが、必ずといっていいほどアメリカは出席していません。
それはなぜでしょう?ただ逃げているだけじゃないですか。それは許されるのでしょうか。
核をもつことが強いのではありません。それは逆に弱い国がやることだと思います。
真に強い国は持たないことを訴えることができる国だと思います。
他の国が持つから持つ、近くの国が持つから持つ。それではいけません。
痛みを知っているからこそ、それを言い続けなければいけない。それを世界の人々が知らなければいけないと僕は思います。

しりとり。「ブ」
「ブブカ」
ウクライナの棒高跳び選手。鳥人とよばれ、世界記録を35回もたたき出し、彼の記録6m15cmは今でも破られることのない不滅の記録となっている。(ちなみに6m5cm以上は未だに誰も記録していない。)

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