月曜日, 3月 06, 2006

小旅行

本当は丸々1週間を当てる予定が、時間取れなくてとりあえず3日空いているので、昨日の夜出発して小旅行に。
今回は、房総半島を一周してみようと旅に出ました。
とりあえず、犬吠埼までいってそこの無料駐車場で一睡。夜明けを待つ。夜は灯台からの光が目立っていた。
起きて、朝海岸へ。波は穏やか。朝日を拝む。ついでに気持ちが良いので発声練習。ニュース読みの下手さにがっくり。練習不足。

その後車を走らせて、外房を行く。
まず面白かったのが、銚子を走っているといたるところに風力発電用風車がくるくる回っていること。
海沿いで風が強いから有効なんだろうね。しかも、今日は春一番がふいたそうなので余計回っていたのかも。
ただ、普通の田舎のいたるところに巨大な風車があるのは凄く奇妙。ここはどこ?って感じ。
こんな風景にいきなり出会えたのはよかった。

次に、九十九里沿岸を走る。はじめて通ったけれど、本当に砂浜がずーっと続いているのね。
有料道路をぶっ放したけれど、途中休憩できて砂場に出れるところもあったし、海岸を走っているだけでも気持ちがいい。
Mikeの思い出の九十九里浜を思い出す。

そのあと勝浦まで飛ばして月の砂漠公園というのがあったがひと目見てここはいいかなと思って、地図を見て養老の滝が気になり、山のほうに車を飛ばす。
千葉を走って思ったけれど、小さな山は無数にある。外側は海で平らだけれど、少し陸地に入ると小さな山がいくつもいくつもある。海沿いを走ると何度もトンネルを抜けた。ただ、ずば抜けて大きい山は無い。とにかく、山はおおかった。

で、養老の滝。これは良かった。本当に自然を感じることのできるところだった。
メインの養老の滝は雄大だった。また、そこから川を2kmぐらい下る遊歩道がある。そこを通ると、自然に囲まれているところを見ることができ、川のせせらぎが聞こえ、鳥の鳴き声が聞こえ、途中にいくつかある小さな滝も見ることができる。そして、川の水もとてもきれいで澄んでいる。
往復したけど本当にすがすがしい気分にさせてくれた。疲れも無かった。
面白かったのが、竹林の音。風でなびいてぶつかったりしなったりして、不思議な音を奏でていた。
自然の音はいい。大きくてもうるさくない。すごく心地よい。
秋は紅葉が見られて一層綺麗になるようだ。是非その頃にもう一度行ってみたい。

次はまた外房に戻って、南房総へ車を走らせる。途中鴨川の海岸沿いをドライブ。シーワールドは平日にもかかわらず込んでいて却下。
しかし、鴨川の海は凄く青かった。鮮やか過ぎて何かで染めているのでは?と感じてしまうぐらい。それぐらい綺麗だった。

南下するごとに増えていったのが菜の花。県の花であるし調度季節であるのかそこらじゅうで目にすることができた。空気も菜の花の香りが漂っていた。

南下に南下をして南房総館山のあたりで昼食。煮付け定食と気になったのでマンボウの刺身を注文。
煮付けはマグロのカマでやわらかく煮込んであって美味しい。ただ、皮の部分がえらなのか硬くてはがしづらくて、食べづらかった。
そして、マンボウの刺身。白身で淡白でこりこりしていて美味しい。肝もついていて、こちらもアン肝と勝るとも劣らないぐらい良かった。マンボウは一度食してみるといいと思う。オススメ。

その後天気も悪くなって、雨の中を南房総から内房へと車を進めていった。
実際はマザー牧場でバンジーをしようと思っていて、予定ももう一日千葉を巡ろうかと思っていたのだけれど、明日にかけて天気が良くないようなので帰ることを決意。

内房は、はじめのうちは何か、山沿いの田舎の雰囲気。田畑と平屋の家がずっと立ち並んでいる感じ。ここは本当に海沿い?と感じてしまうぐらい。
これが、中心千葉市に近づくにつれて、どんどん都会な感じになっていった。市原辺りは海沿いはずーっと工場のようだった。
こう見てくると、外房は砂浜、南房総は漁港が多くて暖かいリゾート地、内房は漁港からだんだんと工業地域にという感じなのかなと感じる。実際に行って見るとよくわかる。そして、日本にも行ってみないと分からない、いい所を見つけることができるし、そういったものが実際に多くあるというのも感じた。

で、一周して茨城の家に無事に戻ってきた。すごく自然を満喫して、当初の目標をほぼ満たせた。心は満たされた。
とりあえず、春休み中にもう一度どこかにいこうと思う。今度はバンジーもやりたい。

しりとり。「ハ」
ハスホフト。自転車ロードの選手。スプリンター。05年ツールド・フランスでポイント賞、マイヨベールを獲得した。

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