金曜日, 12月 08, 2006

サニブーの逃げっぷりが好きだったな・・・

大西直宏騎手が引退しました。もう45歳だったんですね。
はじめはこのジョッキー全然知りませんでした。皐月賞、ダービーがあるまでは。
サニーブライアンとのコンビで皐月、ダービーを連勝したときにはじめて表舞台に立ち、そして大西の名が日本にとどろきました。
はっきりいって、この2勝だけで知名度は全国に広がったと思います。
とにかく、大外枠から2戦とも逃げ。スタートから、ゴールまで一度も先頭を許すことがありませんでした。
皐月賞は下から何番目かの人気だったと思います。それで、逃げ切りびっくりしました。
確かこの年、後の天皇賞馬メジロブライトとか有馬記念馬シルクジャスティスとかいたんですよね。
で、ダービーもサニーブライアンは人気は真ん中ぐらい。あの逃げはまぐれという意識のほうが強かった
それが、見事に逃げ切ってしまったんですよ。実況三宅さんは「フロックでもなんでもない、サニーブライアン二冠達成」と叫びましたからね。
それだけ、逃げが強烈でした。逃げても最後の脚がすごいんですよ。
いろんな逃げ馬がいます。サイレンススズカのようなぶっちぎりの逃げでそのまま押し切るタイプもいれば、セイウンスカイのようにペースを自ら作ってそのまま、逃げ切りを図るタイプもいます。
サニーブライアンはどちらも備わっていたのではないかと思いますね。
とにかく、それだけ印象が強い逃げ馬です。そして、その鞍乗が大西でした。
皐月賞勝ったときには信じられないような印象でしたね。それだけ、自分自身でも驚いたんでしょうね。
ダービーのときは自信満々でした。最後の直線中山より短かったかもしれないですからね。
とにかく、逃げが似合うジョッキーでした。そのあと、カルストンライトオでも逃げでG1とってますからね。
引退後は、指導官だそうです。何人も、すばらしい逃げを見せてくれるジョッキーを産んでほしいですね。

しりとり「ク」
「久保田智之」
阪神タイガースの投手。

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