金曜日, 1月 27, 2006

ニホン?ニッポン?

先週になってしまいますが、あるテレビ番組で面白い討論をしていたのでそれについて。
お題は[「日本」は「ニホン」と読むのか「ニッポン」と読むのか?]
そのときは、森三中が「ニッポン」、カリスマ予備校講師出口狂が「ニホン」で対決。
結果は、弁論に秀でていた出口の圧勝。
じゃあニホンが正しいのか?ちょっと考えてみよう。

発音してみると「ニホン」はやわらかい感じ、一方「ニッポン」は強い感じがします。
出口は盛んに和というおしとやかな文化である日本には、やわらかく、暖かみのある「ニホン」がふさわしいとしていました。確かにと納得してしまうことでしょう。
一方で、世界で日本はなんて呼ばれているかみると、英語では「JAPAN」、スペイン語は「JAPON」、フランス語「Japonaise」、イタリア語「Giappone」と破裂音がある。これからいくと破裂音とも思えてしまいます。
トキの学術名も「ニッポニア・ニッポン」だから、国際的には破裂音がつくのでしょうか。

歴史的にみると、奈良時代ぐらいからどちらも呼ばれていたようです。なので余計?というかどちらでもいいのかもという風に昔から使われていたのかもしれません。
国としての取り決めとしては、1970年に「ニッポン」とする閣議決定がされていたりして「ニッポン」が正しいとはされています。
そのせいか、僕はアナウンスのスクールに行きましたが、「ニホン」でなく「ニッポン」だと強くいわれました。実際NHKでは日本を「ニッポン」と読みます。

日本銀行は「ニッポンギンコウ」というのが通例です。お札の表記も「NIPPON」になってます。でも、良く見ると小さい文字では「ニホン」と隠れたりしてます…

「ニホン」と読むのは、「ニホンザル」、「日本海」、「日本サッカー協会」、「日本史」、「日本時間」、「日本大学」、 「日本女子大学」などなど。
なかには「ニッポン」とするとおかしいものがいくつかあります。「ニッポンザル」とか「ニッポンカイ」、「ニッポンシ」なんてしっくりこないでしょ。

一方、「ニッポン」は、 「日本体育大学」、「日本テレコム」、 「ニッポン放送」、「ラジオ日本」、「日本中央競馬会」などなど。
これは「ニホン」としてもそれほど違和感はない感じがします。

こういった企業とかの読みだとニホンというのが多いようです。

面白いのが「日本サッカー協会」は「ニホン」なのに、応援は「ニッポン」。「日本女子大学」は略して「ポンジョ」。ホン→ポンになってます。これはいいやすさ、聞こえやすさの問題でしょうね。上でもいいましたがポンの方が強い感じがして、良く聞こえますからね。ホンはなにかふぬけた感じでふわっとしてしまいます。大勢で「ニホン、ニホン」といっても、想像しただけでなんかおかしいですね。かえって相手にはその気が抜けた感じがやる気をそがせたりするかもしれませんけど。

中には読み方で違ったものになることもあります。代表例が日本橋。「ニホンバシ」だと東京、「ニッポンバシ」だと大阪です。

こう見ると、とにかくそれぞれです。あまりにもどちらも普通に使われすぎていて一方に決めるのは難しい感じがします。
両方とも使い分けが必要というのが結論な気がします。
企業名はきちんとどちらかの発音になっている可能性が高いと思います。みなさん間違わないように。
あとは、自分がしっくりくるのを使うのが一番だと思います。

では、しりとり。今日は「こ」
「越 和宏」
スケルトンの日本の第一人者。スケルトンとは、ソリ競技の一つであお向けになって足から滑り落ちるリュージュとは反対に、うつぶせになって頭から滑べり落ちる競技である。W杯通算2勝。ソルトレークでは8位。41歳となった今でも日本のトップとして世界を相手に戦っている。そのコースどりのうまさは世界でも群を抜いている。課題はスタートダッシュ。現在トップレベルの選手はスタートダッシュの貯金がものをいうようになってきている。41歳にしての瞬発力への挑戦。アテネの山本先生のように中年パワーをみせてくれ。

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