月曜日, 1月 15, 2007

カントー

2日ほど前ですが、全日本大学ラグビー選手権関東学院大学が3年ぶりに王座を奪還しました。
率直にうれしかったですね。最近はどうも心情的にラグビーは関東学院を応援したくなってしまいました。
しかし、カントーはすごいですね。10年連続で決勝進出ですよ。
大学というのは選手が毎年大きく変化します。それは当然4年でどんな選手も去ってしまうため。
毎年同じ戦力を維持するだけでも難しいのに、毎年大学でトップの選手力をつける。
そして、それがけっして超高校級の選手が入ってくるものでもない。そういった選手は違う大学を目指してしまいます。
それでも、春口監督は毎年トップのチームを作り続けたのです。
春口監督は、大学の教授です。先生と立場なんです。
最近大学での指導者は選手として優秀な選手が戻って監督をするというのが多いです。トップリーグ、代表のような考え方です。
それが、カントーは先生なのです。もしかしたら、それが一つ大きいかもしれません。
だからこそ、一人一人への目の行き届き方が違う。強いチームを作るだけでなく人間作りをする。
それが、監督の優勝時の言葉「雑草に花が咲きました」の言葉につながるのでしょう。
だからこそ、大学で強くなり社会人になっても活躍する選手を多く輩出しているのかもしれません。
さて、大学を制しました。次は社会人の撃破です。昨年早稲田がそれを達成しました。
そのときの早稲田の監督だった清宮はサントリーの監督。そして、昨年まで関東の名選手だった有賀がいます。
はたして、昨年までの名将対決があるのか。全日本選手権が楽しみです。

しりとり。「ス」
「菅野 孝憲」
横浜FC所属のGK。昨年は守護神としてJ2最小失点の原動力に。以前は自陣から88mのFK弾を決めたこともある。今年は、J1でどのようなセービングが見せられるか。

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