木曜日, 8月 02, 2007

英雄たちのいない夏物語

今年は、去年にましてひどい夏物語でした。
ツール・ド・フランス。
結果はアルベルト・コンタドールがインデュライン以来のスペイン人王者になったのですが、あまりにもシリーズが黒いシリーズになりすぎました。
ラスムッセン、ヴィノクロフが、ドーピング疑惑や、チームからレース途中でクビにされるなどでマイヨ・ジョーヌがツールを去っていくというあってはいけないことばかりが起こってしまったんです。
昨年のランディスもそうですが、あまりにも情けなくて。
去年まではすごくわくわくしていたはずなのに、なにか今年はそれがなくなってしまいました。
アームストロングが圧勝していたころのほうがレースが面白かったのは気のせいでしょうか。
まあ、そのころはエラスやビランクなど絵になるレーサーや、ライバルウルリッヒなんかいましたからね。
パンターニもいましたね。大好きでした。
それぞれ絵になっていたんですよ。
それが、なんか今はそういう自転車のりがいないんですよね。
世界最大の自転車の祭典。このような悲しい大会に今後二度とならないように祈ります。

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