月曜日, 2月 13, 2006

千里走単騎

ある去年の11月にOPしたところで、イベントに関わった後(凄い人でした。3年間関わってるけど一番多かったんじゃないかな。)映画館もついているので、なにか映画を観ようと思ってきになったのが「単騎、千里を走る」。こんなの観たいと思う若者は少ないかなと思いつつ、自分は観たかったし時間も良かったので観てから帰ることに。
観客少ないし、出入りする人といえば年配のご夫婦。高倉健ファンでかな?明らかに、1人で20代の男がその場にいるには不自然。でも、1人20代男で若者がよく観る映画を観るよりもまだいい。
このタイトルは、三国志の関羽が曹操のもとから劉備の元に戻る話についているあれだったのね。三国志は日本でも人気があるし、関羽は中国で神と拝められたり、キャラクターの中で1番といって良いほどの人気者。パンフレットを読んで初めて知って納得してしまった。
観た印象は、終った後ため息しかでなかった。そしていろいろ考えさせられた映画だった。
映画の雰囲気はノンフィクションでもおかしくない感じがただよっていた。中国の方の役名は全くの素人で、役名も実名を使っていた。
そこには人間が忘れているものがあると思うし、人間の心がある。そんな映画だった。
CMでも使われていたのであげておくが、高倉健が初めて訪れた村で歓迎される場面のシーン。道端でテーブルをつなげ向かい合って村人全員で食事をする。すごく暖かい。笑顔が耐えない。一体かんがある。今の日本が忘れている姿な気がする。なんて冷たい社会なんだと痛感する。そして僕自身そんな冷たい奴なのだなとさらに痛感する。
これ以上ここに自分の思いをかくと重くなってしまうし、まだそれをどうしたらいいかわかっていないので胸の中にしまっておく。
感動するし、人間の真のやさしさ思いやりなんかを感じとれる映画だと思う。すごく、胸に響いた一本だった。

それで、家に帰ってオリンピックを観ていたけれど日本選手の活躍のできなさに顎全とする。
スノーボードの男子予選2回目で、もう各選手ともミスミスミス。スノーボードはミスしやすいし、それが減点につながるのは確かだけれど…中井にいたっては手を抜いてやったら落ちたからね。なんともいえないですよ。救いは、ホワイトの演技がものすごかったこと。目を奪われてしまった。見事しかいいようがない技のオンパレード。当然の金メダル。
ジャンプも決勝はしかたない結果になってしまった。やはり日本のレベルはこんなものなのかな。あと、W杯でノーマルヒルをやらなくなった意味がわかった気がする。面白みがないね。迫力がない。でも、全選手がK点でなくヒルサイズを狙っていくような設定は?K点95mなんだから目安をそこに合わせた方が良かった気がするな。なんか100m越えがあたりまえのような感じだった。でも、それだけレベルが拮抗しているってことなのかもしれない。でもな、100mといわれてもノーマルヒルの飛んだ距離って感じがしないんだよね…
ショートトラックも、女子の3000mリレーは組合せが酷かった。明かに1組と2組のレベルの差がありすぎ。まあ、イタリアはホームだからとしてもなんか負に落ちないな。残念。

しりとり「ク」
「具玉姫(ク オッキ)」
プロゴルファー。韓国人で現在日本を拠点に活動。現在までに23勝をあげ、49歳の今も日本のトッププロとして活躍している。

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