水曜日, 2月 15, 2006

自然の音

今日は普通に日記な感じと、オリンピック関係と本題の自然の音について
ようやく口内炎が治ってきた。コーヒーの飲みすぎで胃にきていたのかもしれないけれど、1週間ぐらいできている。手のあれは治ってきた。ゴム手袋が効いたらしい。はりと艶がもどってきた。ちょっと気になるのが鼻血。昨日昼寝した後にでて、嫌な色だったのでちょっと不摂生がたたっているのかもしれない。

オリンピック。スピードスケート女子。岡崎がいつものスマイルを魅せた。なにか長野を思い出すような内容だった。1回目も、2回目も同タイムだったのだ。長野のときは2回とも38`55だった。それで銅メダル。今大会も2回とも38`46だった。結局日本人トップは今回も岡崎。五輪は経験がものをいうときもあるし、そうではない場合もある。岡崎はあきらかに経験が生きている。4年後のバンクーバーも望むそうだ。そうなると38歳。どこまで進化するのだろう。
フィギュア、高橋は5位発進。ジャンプでちょっとしたミスもあったが、持ち味のステップはファンを魅了した。予選1番目でこの成績はすばらしいといえる。しかし、本人は納得がいっていない滑べりだった。それをフリーでぶつけてもらいたい。今度は一番最後。ほかの人の演技をみることもできるし、逆にプレッシャーにもなる。それを跳ね返して欲しい。そして、男子フィギュア初のメダルがついてきたら最高だ。
カーリング。日本はロシアに破れたものの、アメリカに延長の末勝利した。どちらの試合も、最終セットはとることができず、逆転、同点とされてしまっている。しかし、そこさえしっかりすればそれまではリードを奪っており、強いものを魅せてくれている。決勝トーナメントには残ってもらいたい。がんばれチーム青森。
クロスカントリー。夏見円、福田修子組が、スプリントで8位入賞。こういった日本ではあまり馴染みのない競技で活躍してくれるとうれしくなる。日本は自然もあるし、雪が降るところも多い。こんなクロスカントリースキーをもっとはやらせてもいいのではないかと思う。

オリンピックの合間に世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドを読んだ。すごく不思議な世界。2つのストーリーが同時に流れているが、どちらも主人公は同じ。最後にはストーリーがつながる。そんな作品。案外理系とかパソコンをやっている人が読むほうが理解しやすいかもしれない。こんなものも村上春樹は書けるのだと感じてしまった。
ストーリーの中で私がつめ切りを購入し、図書館で働く女にプレゼントするところがある。そこを読んでいるとき、ふと思い出したことがあった。昔、ある人へのプレゼントを探していたときに「THE STUDY ROOM」という店で聴心器に目がいったことがある。普通は心臓の音とかを聞くものだけれど、そこには自然の音を聞いてみようということが書かれていた。木にあてると、水が流れている音が聞こえるのだという。すごく神秘的だし、自然が生きていることが実感できるなと感じた。結局それを、購入しプレゼントした。プレゼントをした人は実際に木にあてて、ゴーという生きている音がきけたといってくれた。ずっと忘れていたが、そんなことをふっと思い出した。そして無償に自然が生きている音を聞きたくなった。買った自分自身は試していなかった。そして、思わずネットで聴心器を注文してしまった。
大学がまもなく終り、余裕がある。ちょっと1週間ぐらい旅に出ようと考えている。カメラと、聴心器と全国地図を持って車と身一つでいろんなところを巡ってみようかなと思う。

しりとり。今日は「キ」
「キプケテル」
陸上男子800mのスペシャリスト。世界選手権3連覇の偉業をなしとげるも、五輪には縁がなく、アトランタは国籍の問題で出場できず、シドニーでは銀、アテネでは銅に終った。1分41秒11という彼の世界記録はいまだに破られていない。

|