火曜日, 9月 12, 2006

ふとチャップリンが見たくなる

今日は、いつもより早い帰宅。なんかできてしまった。7時前に会社から帰ることができてしまいました。
まあ、ここ数日気持ちが落ち着かなくて、集中できているときとかだったらいいのですが、ふと時間が空くとダメなんですよね。
そんなわけで、こんな気持ちを吹き飛ばしたいなとも思って、早く帰れたし、火曜でツタヤが半額だし少しは気がまぎれるかなと思ってビデオをレンタルしに。
で、何がいいかなと考えた結果、チャップリン映画にしてみました。
選んだ理由は、笑うことができる。それでもメッセージが前面に出る映画が多いので考えることができる。そうすれば、気分転換になるかなと思ったわけです。
とりあえず、まだ観たこと無いものがいいと思って「キッド」と「のらくら」の2本立てのをみてみました。

「キッド」は観終わってすぐに「のらくら」がはじまるのですが、それを思わずストップしてしまいました。
それぐらい、衝撃があったんですよ。間をおかさせました。
ストーリーはシンプルなんです。50分ぐらいで終わりますし。それでもものすごく心に突き刺さりました。
キッドですから、子供が出てきます。すごく、愛にあふれています。でも、いろんなことがおこります。
まあ、そんなところにしておきましょうか。
チャップリン映画の凄いところは、音声は後期のものしか入ってないんですよね。
映像だけなんです。ちょっと文字で言葉が入るぐらい。
で、口は確かに動いているんです。それでも言葉は音として耳には伝わってこない。
それでも、わかるんですよ。中身もどんな言葉を発しているのか。できないですよね。

2本目の「のらくら」は、「キッド」に比べると喜だけがかなり強調されていた映画でしたね。
まあ、タイトルがタイトルですからそれをそのまま描いたものかもしれません。
メインの3人だったら、寂しい浮浪者が自分に近いかな。でも、酒好きだから寂しい夫かな。
まあ、たして2で割れば・・・そんなことはないです。
「のらくら」は、反面教師にするといいかもしれませんね。
それでも、あんな妻はいるんでしょうか?僕だったら別れますよ。
似ている人が登場するということは、「独裁者」でもやってますよね。そこまで似ている人がいるのかとは思いますけど。映画では全く同じ人が演じてますからね。ものまね芸人が入れ替わったってわかるでしょ。

まあ、それはいいとしてもチャップリン作品はこの時代に観ても充分に楽しむことができます。
なんか、観るもの無いなと思ったらちょっとクラシックコーナーで手にとって見るといいですよ。
で、チャップリンのメッセージをつかんでみてください。

しりとり。「ツ」
「津田恒実」
元プロ野球選手。広島カープの投手。炎のストッパーと呼ばれとにかく気持ちで相手を押して三振をとった。1993年に脳腫瘍のためこの世を去った。わずか32歳だった。

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